学長からのメッセージ
ともに学び、
「学びたい」気持ちに寄り添う通信教育
人間は、いつの時代も学び、知ることを通して成長してきました。「学爾不厭」(学びていとわず)という孔子の言葉を大切にした湯川秀樹博士は、ノーベル物理学賞受賞後も、物理学に留まらずあらゆることに興味をもち、探求し続けました。同じように、皆さんも新たな知識や学びへの前向きな気持ちがあるからこそ、このページをご覧になっていることでしょう。
現代は情報技術の発達により、孔子や湯川博士の時代よりもはるかに学びやすい環境が整っており、通信制の学校もかつてなく増加しています。その中でも京都橘大学の通信教育課程は、10年以上の実績を有し、多くの卒業生を輩出してきました。コロナ禍以降は学習環境の情報化を重点的に推進し、総合大学の強みを活かした多様な科目を提供するとともに、教育課程や授業の改善も行ってまいりました。
これまで本学では、高校を卒業したばかりの若者から、キャリアアップをめざす社会人、子育てや介護で忙しくしている人たち、定年退職後に豊かな人生を送りたい方まで、実に多様な人々が学び、新しい自分を創造し実現してきています。本学通信教育課程が誇れることは、何よりもスクーリングやイベントを通じて、「ともに学ぶ」学生同士が世代や立場を超えて交流し、切磋琢磨できる場を提供していることです。さらに、入学から卒業まで、教職員が一人ひとりの学生の「学びたい」気持ちに寄り添い、丁寧に伴走支援する体制を整えていることも自慢できる点です。
学士資格や各種資格取得をめざす4年制のプログラムや、少数の科目を受講できる科目等履修生制度など、皆さんの環境や条件に合わせ、いろいろな選択肢から柔軟に選べるのはもちろん、世代や地域を超えた仲間を作る機会も得られるのが、総合大学である本学ならではの魅力です。
本学通信教育課程「たちばなエクール」で、私たちと一緒に学んでみませんか。

京都橘大学 学長
岡田 知弘