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在学生・卒業生メッセージ

看護・学び直し・子育て―その経験すべてが、今までにない未来をつくる

看護学コース

看護師

看護学コース修了 佐藤 美純さん

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臨床経験と心理学が結びつき、子育てにも活きた「学び直し」の成果

看護学生時代、私は心理学に対して難しくて苦手というイメージがありました。でも、看護師として臨床現場での経験を重ねてからたちばなエクールで学んだ心理学は、驚くほどスムーズに知識が吸収できたのです。「あの時の患者さんやドクター、メディカルスタッフとの関わりは、こういうことだったのか!」と、現場での経験と学問が結びついて腑に落ち、自分の中で答え合わせができる感覚がとても新鮮でした。

また、出産・育児休暇のタイミングに学んだということも大きな転機となりました。授業で学んだ「発達心理学」は、まさにリアルタイムで我が子の子育てに大活躍。「1歳までにこういう風に成長していくんだ」という知識があったおかげで、心に余裕を持って子どもの成長を見守ることができたと感じています。そのほか、看護系科目や心理学の科目はもちろん、「京都の文学」などたちばなエクールならではの一般教養を学ぶ楽しさにもふれることができ、私にとって本当に充実した学び直しの時間となりました。

計画性と家族の協力でやり遂げた、夜のコツコツ学習法

仕事や育児をしながら通信制大学で学び続けるためには、学習時間の管理の工夫が欠かせません。私は入学前に、「今のスケジュールに無理やり勉強をねじ込むのではなく、自分の余暇の時間を削ってそこに大学の授業や試験の時間を当てはめよう」と覚悟を決めました。学習を後回しにして最後に無理に詰め込むことがないよう、週ごとに「この週はどの講義を受け、どこまで進めるか」というスケジュールをきっちり計画。この計画を徹底したおかげで、レポート提出や試験の直前に慌てることはほとんどありませんでした。

また、学習時間については、家族と「大人同士の大切な時間も作ろうね」と話し合っていました。子どもは早めに寝かせるようにし、夜は大人の時間として、毎日夜8時から10時までの2時間を大学の勉強に充てるルーティンを確立。家族の理解と協力体制があったからこそ、毎日のコツコツとした積み上げができました。

私は、学位申請の際に必要な学修成果レポートは自身で書き上げたのですが、大学の授業で丁寧なレポートの書き方解説や、手厚いサポート体制が整っていたこともあり、レポートを完遂できる大きな安心材料となりました。

子どもの病気を機に在宅ワークへ。大学での学びがたぐり寄せた「初めての出版」

看護学コース修了後は、学位申請や試験を無事にクリアし、学位を取得することができましたが、年子で生まれた2人目の子どもに病気が発覚しました。付き添いが必要になったことで、これまでのように病院の現場へ復帰することは叶わなくなりました。しかし、ここで立ち止まらずに「在宅で私にできる仕事」を模索できたのは、大学で学んだ経験があったからでした。

SNSを通じて、看護学生の頃の自分と同じように悩んでいる学生さんや看護師さんの心の支えになりたいと考え、大学で培ったカウンセリングの知識を活かしてお悩み相談をスタート。さらに、大学の授業やレポート作成等を通して身につけた論理的で分かりやすい文章の書き方や実体験をもとに、看護学生向けに「実習記録の書き方のコツ」をInstagramで発信し始めました。すると、その発信が編集者の方の目に留まり、「一冊の本としてまとめませんか」と声をかけていただいたのです。最初は驚きましたが、またとない機会だと思い挑戦してみることにしました。学修成果レポートの作成を通じて「まとまった文字数を書くこと」がはじめてでなかったこともアドバンテージとなり、2ヶ月ほどで書き上げることができました。書店に並んだ時はとてもうれしかったです。

これからも子どもたちとの時間を大切にしながら、自らの強みを活かした新しいキャリアを自分らしく歩んでいきたいと思っています。