QUALIFICATION認定心理士

認定心理士

認定心理士は、「公益社団法人日本心理学会」が「心理学に関する標準的な基礎知識と基礎技術とを正規の課程において修得している」ことを認定している資格です。
所定の単位を修得し、本課程を卒業した上で日本心理学会に申請することで、取得できます。現代社会におけるストレスや心の問題への関心が年々高まっているなか、心理の専門家として仕事をしていく上で最小限の基礎となる資格です。所定の単位をすべて本学で修得した場合は、本学より一括申請が可能です。

認定心理士と臨床心理士の違いについて

認定心理士は、心理学の専門家として最小限の標準的基礎学力と技能を修得したことを証明する資格であることに対し、臨床心理士は、実際にカウンセリングや心理療法などを行う心理専門職の資格となります。

認定心理士は、本学を卒業後、日本心理学会に申請することで取得できますが、臨床心理士の取得をめざす場合は、本学卒業後、指定大学院に進学・修了後に試験に合格する必要があります。

臨床心理士については、以下のサイトをご覧ください。

認定心理士資格取得に対応する本学の開講科目(2024年度予定)

M=

メディア授業:インターネット上で映像や電子資料(パワーポイント等)を配信する授業

T=

テキスト授業:シラバスにしたがって、指定された教科書で学習する授業

S=

スクーリング授業:教員と学生が対面でコミュニケーションをとりながら学習する、京都山科の本学キャンパスで開講される授業

OS=

オンラインスクーリング授業:教員と学生がオンラインでコミュニケーションをとりながら学習する授業

授業形態に複数の記号があるものは、授業回によって形態が変わります。
授業形態は変更になることがあります。

基礎科目

領域※1 主題※1 要卒必修 本学の授業科目名称 単位 授業形態 単位認定基準
領域a:
心理学概論
基本 心理学概論 2 M 4単位以上
修得している
総合心理学概説 2 M
副次 心理学史 ※2 1 T
領域b:
心理学研究法
基本 心理学研究法Ⅰ 2 MT 領域b・cをあわせて、
8単位以上修得している
かつ
4単位は領域cから修得している
心理学統計法Ⅰ 2 M
心理学統計法Ⅱ 2 M
心理学データ解析 2 S
実験心理学 2 MT
心理学統計法Ⅲ
(多変量解析)
2 MTS
領域c:
心理学実験実習
心理学実験演習Ⅰ 2 M
心理学実験演習Ⅱ 2 MTまたは MSから選択

※横スクロールでご覧いただけます。

選択科目

領域※1 主題※1 要卒必修 本学の授業科目名称 単位 授業形態 単位認定基準
領域d:
知覚心理学・
学習心理学
基本 知覚・認知心理学 2 M 5領域のうち、3領域以上で
それぞれが少なくとも4単位以上
(必ず基本主題を含むこと)
修得している
かつ
領域d,e,f,g,h
合計16単位以上修得している
感情・人格心理学 2 MT
行動分析学 2 MT
学習・言語心理学 2 M
領域e:
生理心理学・
比較心理学
神経・生理心理学 2 M
こころの脳科学 2 M
領域f:
教育心理学・
発達心理学
発達心理学Ⅰ 2 MT
発達心理学Ⅱ 2 MT
教育・学校心理学 2 MT
発達臨床心理学 2 MT
領域g:
臨床心理学・
人格心理学
心理的アセスメントⅠ 2 MT
健康・医療心理学 2 M
心理的アセスメントⅡ 2 MTOS
臨床心理学概論 2 M
パーソナリティ心理学 2 MT
カウンセリング 2 M
領域h:
社会心理学・
産業心理学
社会・集団・家族心理学Ⅰ 2 MT
社会・集団・家族心理学Ⅱ 2 M
産業・組織心理学 2 MT
消費者行動論 2 M
広告と消費の心理学 2 M

※横スクロールでご覧いただけます。

その他の科目

領域※1 主題※1 本学での
授業科目領域
要卒必修 本学の授業科目名称 単位 授業形態 単位認定基準
領域i:
心理学関連科目、
卒業論文・
卒業研究
- 共通 卒業研究Ⅰ 2 MTS ※単位認定上限は4単位
必ずしも単位は
必要ではありません。
- 卒業研究Ⅱ 2 S
- 卒業研究Ⅲ 2 S
- 卒業研究Ⅳ 2 S

※横スクロールでご覧いただけます。

領域a~iで認められる単位の総計が36単位以上ある

※1「領域」および「主題」は、公益社団法人日本心理学会が設定する認定基準です。
※2 領域aの「心理学史」について、本学の単位では2単位ですが、日本心理学会の基準では副次主題のため1単位に換算されます。