MESSAGE在学生・卒業生メッセージ

看護学コース修了 藤本知里さん

看護師として新たな自信を獲得

看護学コース修了 藤本知里さん

 

 

書くコツを身につけたことで
日々の業務の効率がアップ。

看護師として働き始めて3年を迎えた頃、仕事に慣れる一方で、やるべきこと、求められることのレベルが高まっていき、自分の知識の引き出しをもっと増やさなければと感じていました。そんな時、同僚が「たちばなエクール」の看護学コースを修了していることを知り、話を聞いたところ、1年で看護学士を取得できて、高い知識も身につくとすすめられて入学を決めました。

授業はどれもおもしろく、メディア授業などの学習のシステムもわかりやすくて、自分の生活や仕事のペースに合わせられます。 実際は、人生初と思うほど、たくさんの専門書を読み、たくさんの文章を書きました。レポートや小論文の作成では、始めの頃は指定の文字数に対して書くことが足りなくて悩み、一方で知識が身についてくると書きたいことが多くなり、オーバーしてしまう。そんな感じで苦戦していたのですが、繰り返すうちに、伝えるべきことは何かを考え、ポイントを絞ってスムーズに作成できるようになってきます。この文章を書くコツは、職場でカルテやサマリーなどを作成する際に活かされています。

在宅医療での役割を再認識。
自分の育児にもプラスに。

カリキュラムのなかで印象に残っている科目は「家族看護学」です。患者さんや家族とうまく接していくにはどうすればいいのかを考えていたので、学んだことを一つひとつ現場で実践でき、迷いや悩みをずいぶん解消できました。また、在宅医療についての講義もあり、看護師は患者さんと家族の関係性や生活状況などを掴むことが大切であり、自宅と医療や介護機関をつなぐ「仲介役」を担うと改めて認識できたことは、訪問看護師の道に進むことも考えている私にとって大きな意味がありました。看取りをはじめ、より深く厚いケアが求められるその時に役立つと思います。 「たちばなエクール」の学びは、日常生活にも活かされています。特に「発達臨床心理学」といった児童の発達に関する科目は、私自身の子育てを顧みるきっかけとなり、子どもの気持ちや成長に合わせた接し方を心がけるようになりました。

もっと学びたいと思える授業、
対策講座のおかげで看護学士を取得。

看護学校以来の勉強でしたが、新しい知識が増えれば増えるほど、自分でも驚くほど「もっと知りたい」とモチベーションが上がっていきました。そのため、仕事からの帰宅後に設けていた勉強の時間が楽しみになり、どんなに疲れていても前向きに取り組むことができました。

看護学士取得は、カリキュラム修了後に課される学修成果レポートによって合否が決まります。私の場合は、「たちばなエクール」が2日間のスクーリングで開講している「学修成果レポート作成講座」のおかげで取得できたと思っています。この時はとにかく徹底的に、集中的に取り組みました。 学士取得によって得た達成感と自信を胸に、日々進化していく看護の勉強を続け、引き出しをさらに増やしていくのがこれからの目標です。そして、患者さんにも家族にもさらに喜んでいただける看護を提供していきたいと思っています。